ご家族が亡くなられたとき、「どの葬儀社へ依頼すればよいのか」と迷う方は少なくありません。
ご逝去後は、故人様の搬送や安置、葬儀の日程などを短い時間の中で決める必要があります。そのため、葬儀社を費用だけで選ぶのではなく、見積もりの内容や担当者の対応、安置場所、実際に葬儀を担当する会社なども確認することが大切です。
ここでは、葬儀社を選ぶ際に確認したいポイントや、見積もりを比較するときの注意点、急いで葬儀社を決める場合に確認しておきたいことをご紹介します。
葬儀社はいつまでに決める?
葬儀社を決める時期に決まりはありませんが、可能であれば事前に相談し、希望する葬儀や費用について確認しておくと、万が一の際にも落ち着いて対応しやすくなります。
できれば事前に相談しておく
事前相談では、葬儀の形式、参列人数、希望する地域や式場、費用などを確認できます。
複数の葬儀社へ相談し、説明や見積もりを比較することもできます。
急な場合でもすべてを一度に決める必要はありません
病院や施設で亡くなられた場合、まず故人様をどこへ搬送・安置するかを決める必要があります。
その時点で、葬儀の日程や内容をすべて決定しなければならないとは限りません。まず安置場所を確保し、その後、ご家族で希望を確認しながら葬儀について相談することもできます。
葬儀社を選ぶときの8つのポイント
1. 希望する地域で葬儀を行えるか
まず、葬儀を希望する地域に対応しているか確認します。
葬儀社によって対応地域や利用できる式場が異なるため、希望する火葬場や式場がある場合は事前に伝えておきましょう。
2. 葬儀プランと見積もりが分かりやすいか
葬儀プランの名称や表示価格だけではなく、何が費用に含まれているかを確認することが大切です。
見積書について不明な項目があれば、内容を説明してもらいましょう。
3. 追加費用について説明があるか
葬儀では、参列人数や安置日数、利用する式場、料理、返礼品などによって費用が変わることがあります。
どのような場合に追加費用が発生する可能性があるのか、あらかじめ確認しておくと安心です。
4. 担当者が希望を聞いてくれるか
希望する葬儀の形や故人様らしいお見送りについて、担当者が丁寧に話を聞いてくれるかも確認したいポイントです。
専門用語だけで説明するのではなく、ご家族が理解できるように説明してくれるか、不明な点について質問しやすいかも確認しましょう。
5. 安置場所や式場の選択肢があるか
ご自宅への安置が難しい場合、葬儀社の安置施設などを利用することがあります。
面会できる時間、付き添いの可否、利用料金などもあわせて確認しましょう。
6. 深夜・早朝の対応を確認する
ご家族が亡くなられる時間は、あらかじめ予測できるものではありません。
深夜や早朝の場合に、どこへ連絡すればよいか、故人様のお迎えに対応してもらえるかを確認しておくと安心です。
7. 実際に葬儀を担当する会社を確認する
インターネット上では、葬儀社を紹介するサービスや、受付後に地域の提携葬儀社が実際の葬儀を担当するサービスもあります。
申し込みを受け付ける会社と、実際に搬送や葬儀を行う会社が同じかどうかを確認しておくと、サービス内容を比較しやすくなります。
8. 個人情報の取り扱いを確認する
葬儀社へは、行政手続きに必要な情報や遺影写真など、大切な個人情報を預けることがあります。
プライバシーポリシーなどを確認し、個人情報を適切に管理しているか確認しましょう。
葬儀社の見積もりを比較するときのポイント
複数の葬儀社から見積もりを取る場合は、単純に総額だけを比べるのではなく、同じ条件で比較することが大切です。
特に、次の項目を確認しましょう。
- 葬儀プランに含まれているもの
- 別途費用になるもの
- 搬送や安置にかかる費用
- 式場や火葬場にかかる費用
- 参列人数によって変わる料理・返礼品などの費用
- 日数によって増える可能性がある費用
- 追加費用が発生する条件
見積もりの条件が異なると、金額だけを比べても正確な比較になりません。
インターネットで葬儀社を探す場合
現在は、インターネットで地域や葬儀形式、費用などから葬儀社を探すことができます。
一方で、表示されているプラン料金だけでは、実際に必要となる費用のすべてが分からない場合があります。
インターネットで候補を見つけた後は、プランに含まれる内容や追加費用について確認し、可能であれば電話や事前相談で具体的な見積もりを確認しましょう。
また、Webサイトを運営している会社と実際に葬儀を担当する会社が異なる場合もあるため、誰が故人様のお迎えや葬儀を担当するのか確認しておくことも大切です。
病院で紹介された葬儀社に依頼する場合
病院で亡くなられた場合、院内から霊安室への移動などを行う葬儀社を案内されることがあります。
その葬儀社へそのまま葬儀を依頼する選択肢もありますが、ご家族が希望する葬儀社がある場合は、その希望を伝えることができます。
急いでいるときは、まず搬送や安置について確認し、その後、葬儀内容や見積もりを確認してから判断しましょう。
互助会に加入している場合
冠婚葬祭の互助会に加入している場合は、契約内容を確認しましょう。
積立金で利用できるサービスや、葬儀の際に別途必要となる費用、契約変更・解約などの条件は、契約内容によって異なります。
「加入しているからすべての葬儀費用が含まれている」と考えず、事前に契約書や見積もりを確認することが大切です。
事前相談で確認しておきたいこと
葬儀社へ事前相談するときは、次の項目を確認しておくと比較しやすくなります。
- 希望する葬儀形式に対応できるか
- 希望する地域・式場を利用できるか
- 安置施設を利用できるか
- 面会や付き添いに制限があるか
- 見積もりに何が含まれているか
- 別途必要になる費用は何か
- 追加費用が発生する条件
- 深夜・早朝のお迎えに対応しているか
- 実際に葬儀を担当する会社はどこか
- 希望や質問について分かりやすく説明してもらえるか
急いで葬儀社を決める場合の確認事項
突然のことで時間がない場合でも、まず次の内容だけは確認しておくと、その後の相談を進めやすくなります。
- 故人様をどこへ搬送するか
- 安置先で面会できるか
- 搬送や安置にかかる費用
- 誰が実際の葬儀を担当するか
- 見積もりをいつ確認できるか
葬儀形式や細かな内容については、故人様を安置した後に相談できる場合もあります。
葬儀社の選び方についてよくある質問
葬儀社は何社くらい比較すればよいですか?
必ず何社比較しなければならないという決まりはありません。
時間に余裕がある場合は、複数社の説明や見積もりを確認すると、費用やサービスの違いを比較しやすくなります。
一番安い葬儀社を選べばよいですか?
表示価格だけでは判断せず、見積もりに含まれる内容や追加費用、安置・式場、担当者の対応なども確認することが大切です。
病院から紹介された葬儀社以外にも依頼できますか?
ご家族が希望する葬儀社がある場合は、その葬儀社へ相談することができます。
病院から案内された場合でも、葬儀内容や費用について確認したうえで判断しましょう。
事前相談をしたら、その葬儀社に必ず依頼する必要がありますか?
相談しただけで必ず契約しなければならないわけではありません。
相談内容や見積もりを確認したうえで、ご家族が納得できる葬儀社を検討しましょう。
葬儀社選びで迷ったときは
葬儀社を選ぶ際は、費用だけでなく、希望する葬儀を実現できるか、担当者が分かりやすく説明してくれるか、必要な費用を事前に確認できるかなどを総合的に確認することが大切です。
株式会社セレモニーでは、葬儀の内容や費用、安置場所、式場などについて事前相談を承っています。




