新盆(初盆)について

新盆(初盆)とは、故人が亡くなり四十九日が明けてから初めて迎えるお盆を指し、
故人の霊が初めてお家に戻ってくる日とされています。
そんな大切な日だからこそ丁寧にお迎えしてみませんか。

新盆について知る

新盆をどうして行うのか

 日本では故人の霊が帰ってくる期間としてお盆が文化的に浸透しています。その中でも特に「亡くなられてから初めて迎えるお盆」を新盆(初盆)といい、仏教において大切な儀式の一つとされています。
 宗教的な意味だけでなく、僧侶やご家族・ご親戚をお呼びして法要や会食の場を設けて、それぞれの想いを聴き、共感する場として「新盆」をとらえると、グリーフケアの観点からも大切なものなのではないでしょうか。
 故人の好きだった食べ物やお花などのお供え物を準備するその時間も、故人を想い偲ぶ時間になるでしょう。
 「一度しかない新盆」あなたはどんな風にお迎えしますか。

新盆(初盆)に関するよくある質問

新盆には誰をお呼びするのか?

A.親族や特に親しかった友人知人などが一般的です。儀式的な意味合いもありますが、実際にあなたが会って話したいと思える人というのも良いのかもしれません。

新盆に必要なお供え物は?

A.地域や宗旨宗派にもよりますが、盆棚(精霊棚(しょうりょうだな))の上にナスやキュウリで作った精霊馬(しょうりょううま)をお供えします。また季節の果物やそうめんなどの夏を感じるもの、故人の好きだった食べ物などをお供えしてもいいかと思います。

宗旨宗派による新盆の違いは?

A.真言宗、曹洞宗、浄土宗、日蓮宗、臨済宗、天台宗などでは精霊馬(しょうりょううま)や精霊棚(しょうりょうだな)を用意します。浄土真宗では教義の違いから、精霊棚や精霊馬の用意が必要ないと言われています。お付き合いのあるお寺がある場合は、お寺の方に聞くことが良いでしょう。

新盆に必要な提灯とは?

A.「提灯」はご逝去されてから初めて戻ってこられる故人の霊が、迷うことがないようにと目印として用いられます。新盆では絵柄の入っていない白提灯を用いることが多いです。新盆の後は、送り火で燃やしたりお寺様に収めてりします。火災の懸念から、現在では電池式の提灯を用いられている方もいらっしゃいます。
新盆の流れ

※地域によって七月盆と八月盆があります。

お盆前月
準備をします。

・お寺への依頼
・お墓、お仏壇のお掃除
・お飾り(棚、仏具、線香、提灯など)
・お見舞いされる方への招待
・お見舞いされる方への返礼品の準備

お盆当月 12日
お迎え始め

飾り付けを行い、お供え始めます。

お盆当月 13日
迎え盆

家族そろってお墓参りを行います。盆提灯に火をともし、迎え火を炊きご先祖の御礼をお迎えします。集合住宅などで迎え火が難しい場合、電池式の盆提灯で代用すると良いでしょう。外に盆提灯を置くことが難しい場合は、玄関の中に置かれている方もいらっしゃいます。

お盆当月 14日、15日
盆中日

・お墓参り
・僧侶を招いて読経を行う
・親族や親しい人を招いて会食を行う

お盆当月 16日
送り盆

おがらやに言い盆提灯を焼いて、「送り火」を焚き、ご先祖の御礼をお送りします。集合住宅などで送り火が難しい場合でも、提灯を灯し手を合わせて故人を想うなどでも良いでしょう。その想う気持ちこそが大切なのではないでしょうか。

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