独り身、身寄りのない人の生前整理

生前整理のすすめ

生前整理イメージ

「思い入れのある品々は、どう残しますか?」

身寄りがいない場合、最終的には遺品整理業者へ依頼することになるケースが多いです。しかし、もしあなたの意思が残っていなければ、大切な品々も廃棄されてしまうかもしれません。

だからこそ、自分の希望を早めに整理しておくことが重要です。たとえば、他の人に譲りたい品がある場合は、その意志をメモしておくと安心です。思い立ったときが整理のチャンス。まずは身の回りのものから、一度見直してみてはいかがでしょうか。

参考:政府広報オンライン「生前整理の基本」

生前整理のやり方

「生前整理、何から始めればいいのか分からない…」という方のために、具体的な進め方をご紹介します。

1. 簡単なものから仕分ける

いきなり全てを整理するのは大変です。だからこそ、まずは衣類や食器、本や雑誌、書類など、比較的簡単に分別できるものから始めましょう。本などは電子書籍化サービスを活用するのもおすすめです。少しずつ、できる範囲から進めてみてください。

衣類や書類の整理

2. 思い出の品を仕分ける

思い入れのある写真や手紙などは、処分に悩むものです。保管スペースに限りがある場合は、スキャンしてデータ保存する方法もあります。どうしても残したい品は、副葬品として棺に入れることや、お焚き上げを行うこともできます。死後事務委任契約で意思を明確にしておくと、ご希望通りの扱いができます。

思い出の品の整理

3. 骨董品やアクセサリーを買い取ってもらう

家の中には、価値のある骨董品やジュエリーが眠っている場合もあります。専門業者に査定を依頼し、納得できる価格なら買い取ってもらいましょう。ただし、思い出が深い品は無理に売却する必要はありません。大切に保管しておくのも選択肢です。

骨董品やアクセサリーの査定

4. 遺品整理業者などへ依頼する

「自分だけでは整理できない」「時間がない」という場合は、信頼できる業者への依頼も選択肢です。業者に問い合わせ後、見積りを受けて、納得できれば作業を依頼しましょう。弊社では信頼できる整理業者の紹介も行っています。お困りの際はご相談ください。

遺品整理業者の作業イメージ

5. お家の整理や売却

将来的に有料老人ホームなどへの入居を予定している場合は、お家の売却も検討しましょう。売却には複数の不動産会社で査定を受けて、最適な会社を選ぶのがおすすめです。また、家族や知人へ譲渡したり、NPO法人や自治体に寄付するという選択肢もあります。

家の売却や譲渡

生前整理のタイミング

生前整理を始めるタイミングは人それぞれ異なります。例えば、還暦や定年退職など、人生の節目に合わせて始める方も多いです。家族構成が変わるときや体調を崩したときなども、整理の良いきっかけになります。

早めに始めておくことで、ご自身はもちろん、残されるご家族やご親族にも安心を届けられるでしょう。

生前整理を始めるタイミングの例

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