おひとりさまの檀家さんと寺院への終活サポート

「おひとりさま」の檀家さんが増える中で

「おひとりさま」世帯の増加

近年、お寺を支える檀家さんにはご高齢の方が増え、とくに「おひとりさま」と呼ばれる単身世帯の檀家さんが増加傾向にあります。「おひとりさま」とは独居で暮らす方を指し、2040年には世帯主が65歳以上の世帯の約40%が単身世帯になると予測されています。さらに、2060年には日本の人口の5人に2人が高齢者となり、総人口も9,000万人を下回る見込みです(国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計」(2024年)より)。

檀家さんと寺院が抱える課題

最近では、「独り暮らしの檀家さんが亡くなられても、親族から連絡がなく、その後で初めて訃報を知る」という声をお寺のご住職から耳にすることが増えています。懇意にしていた檀家さんにお経をあげる機会が失われるのは、寺院にとってもご家族にとっても大きな悲しみです。
こうした課題を解決するため、セレモニーでは葬儀納骨委任契約の仕組みをご用意しています。

寺の境内を歩く僧侶

葬儀・納骨委任契約とは

  • 病院へのお迎えと搬送病院へのお迎え
  • お葬式お葬式
  • ご火葬ご火葬
  • ご納骨ご納骨
  • 法要法要

葬儀納骨委任契約では、ご逝去から火葬・納骨・法要まで、ご希望の内容を事前に取り決めることができます。
寺院からご紹介の場合は、檀家さん・寺院・セレモニーの三者でご相談し、ご本人の希望や宗旨宗派に沿った契約内容を組み立てます。

ご自身が亡くなられた後の葬儀や埋葬に関する事務を、株式会社セレモニーに委任できる仕組みです。
一般的な死後事務委任契約と比べ、葬儀・火葬・納骨など必要最低限の手続きに絞った分、費用も明確・安心です。
ご遺族や親族に代わり、ご本人のご希望に合わせた内容で責任を持って手続きを進めます。安置や火葬にかかる費用も含めた明瞭な料金体系で、後からの追加費用の心配もありません。さまざまなオプションもご相談可能です。

葬儀納骨委任契約の流れ

お問い合わせに対応する電話オペレータ

①電話・お問い合わせ

まずはお電話またはお問い合わせフォームからご連絡ください。

ご希望のヒアリング

②ご希望をお伺い

セレモニーの専属スタッフが、檀家さんのご希望や寺院のご意向を丁寧にお伺いします。宗旨宗派に沿ったご供養や法要も、契約内容に反映できます。

葬儀専門スタッフと一緒に資料を見ながら終活の説明を受ける女性

③契約内容のご提案

お伺いしたご要望をもとに、最適な契約内容をご提案します。必要に応じて死後事務委任契約もご案内可能です。

契約書にサインするシニア夫婦

④ご契約成立

契約内容にご納得いただいた後、ご契約成立となります。公正証書での対応も可能です。

故人のお棺に花を手向ける葬儀スタッフ

⑤万が一の際は

ご契約者様が亡くなられた際には、当社が速やかにお迎えに伺い、ご希望通りに寺院へ連絡・ご葬儀の手配を行います。

法要納骨を実施するお寺の僧侶

⑥ご納骨

ご指定いただいた納骨時期(49日や一周忌など)に、責任をもって指定の場所へ納骨いたします。

寺院・檀家さんからのご相談事例

事例1:身寄りのない方の後見葬儀(A様・80代女性)

ご相談内容
ご主人に先立たれ、身寄りがなく一人暮らしのA様。墓じまい後、ご自身の葬儀や納骨について生前契約を希望されましたが、士業では費用が高く断念。当社に「信頼できて費用も明確なところで頼みたい」とご相談いただきました。
ご提案と対応
「後見葬儀」をご提案し、葬儀費用の事前お預かりと、静岡の合祀墓への納骨オプションを契約内で設定。ご契約後は万が一の際もセレモニーが責任をもって対応いたします。

事例2:寺院住職のご相談「独り身の檀家さんの不安」

ご相談内容
都内の寺院住職より、独り暮らしの檀家Bさんから「自分に何かあった時の葬儀やお墓が不安」と相談を受けました。合祀墓への埋葬とお経をあげたいが、手続きが煩雑で困っているとのことでした。
ご提案と対応
「死後事務委任契約」をご紹介し、ご本人・ご住職・当社の三者で生前に契約。万が一の際は契約内容に従い、ご住職に読経や法要を依頼できる安心の仕組みをご提案しました。

葬儀納骨委任契約の費用

ご希望の内容や寺院との取り決めにより費用が異なりますので、詳細はスタッフまでご相談ください。お見積りやご案内は無料です。

葬儀納骨委任契約についてご相談されたい方は、
お電話またはお問い合わせフォームから無料相談をご利用ください。

お問い合わせ