忌明け法要(五七日忌の三十五日、又は七七日忌の四十九日、満中陰ともいう)は
葬儀後に行う最初の大きな法要で、様々な準備が必要です。
仏教においては、亡くなった日を入れて三十五日目、もしくは四十九日目に忌明け法要を行います。親戚関係や特にお世話になった方々をお招きします。
宗教的な意味合いの強い法要についてですが、グリーフケアの観点からも大切な儀式であると言えます。ご親戚とお話をしたりする中で故人に想いを馳せたり、それぞれの気持ちや想いを正直な気持ちをお話しすることで落ち着いた気持ちになることができるでしょう。
死とは周りの人たちにとって大きな出来事です。「その出来事を時間をかけてそれぞれのカタチで受け止める」そんな場としての法要があるのかと思います。
法要の進行順序
法要に関するよくある質問
忌明け法要の準備のスケジュール
忌明け法要までの慶事について
法要の際の服装について
「本日は、お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。早いもので、もう四十九日となりました。ただ今より、△△寺ご住職様のお導きにより、故○○の忌明け法要を行いたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。」
「本日は、どうもありがとうございました。ありがたいお経を頂戴し、故人もさぞ喜んでいることと思います。また生前親しくしていただいた皆様にお集まりいただき、故人に代わって厚く御礼申し上げます。それではささやかですが、お酒とお料理を用意足しましたので、どうぞごゆっくりおくつろぎください。」
「まだまだ皆様のお話をうけたまわりたく存じますが、そろそろお時間となりました。○○が居なくなり寂しくなりましたが、遺りました家族一同頑張っていきたいと思います。これからも、変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます。また、何かと相談にのっていただくこともあること思いますが、よろしくご指導賜りますようお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございました。」
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