葬儀のおもてなしとは
お葬式では参列してくださった方に感謝の気持ちを込めておもてなしを行います。
おもてなし費用には「通夜料理」、「返礼品」、「精進落とし」が含まれます。
それらの内容と費用についてご紹介。
通夜料理
お通夜の際に参列者等と食べるお料理を通夜料理といいます。お通夜に参列される方の人数も不特定であるため、一般的に通夜料理は大皿料理で出されることが多く、煮物、揚げ物、お寿司などがふるまわれます。通夜振る舞いと呼ばれることもあります。
返礼品
返礼品は「会葬御礼の返礼品」と「香典返し」の2つが主にあります。会葬御礼の返礼品は葬儀に参列した方へ、感謝の意味を込めてお渡しする品物で、お通夜又は告別式の際にお渡しします。お香典によらず同一の品物をお渡しします。
香典返しは葬儀の後の四十九日法要の後に贈ることが多いです。一般に香典の頂いた額の半額を目安としてお返しを送ります。
当日に香典返しを送る場合もあり、それを即日返しといいます。配送料や配送の手間などがかからないなどのメリットがあります。
精進落としの料理
精進落としとは葬儀などの際に食べていた精進料理から通常の食事に戻すことを言いました。現在では、火葬場から戻った後(又は火葬中)のお食事の席を精進落としといいます。
精進落としのお料理は一般にお膳料理をお出しすることが多く、人数は前日のお通夜の夜に決めることが多いです。